お手軽「ファンタジー入門」サイト! パンタポルタを紹介します!

ファンタジー創作の強い味方! パンタポルタを知っていますか?

異世界や、ファンタジーの世界を舞台にした創作活動は、いろいろ知識が必要になりますよね。
現代日本とはまったく異なる常識。技術レベル。食生活に建造物、死生観に宗教観。

こういう「私たちの日常とは違う日常」を鮮やかに描くことができたら、それだけで面白いファンタジーが描けそうです。

そんな、「ファンタジー創作者」のみなさんの強い味方になるのが、このパンタポルタというサイト。

 

「新紀元社」という(私のようなファンタジー創作者にとってはあまりにも)偉大な出版社が運営されているサイトで、サイト名の「PhantaPorta」は、ラテン語で「幻想」を意味する「phantasia」と、「扉」を意味する「porta」を組み合わせた造語とのことですが、このサイトはまさに、ファンタジー世界への扉を開く入門にふさわしいサイトになっています。

パンタポルタで何が読めるのか?

この「パンタポルタ」では、ファンタジーに関することや、中世、近代の欧州圏に関するさまざまな情報に出会うことができます。

例えば、「古代エジプトから現代の宇宙へ 冥界神オシリスの物語」では、古代エジプトの神「オシリス」について運営会社が発行している「エジプトの神々(池上正太著)」を参考に、細かく解説されている。他にも、「ソロモン王」についてや、「北欧神話の世界創造のあらすじ」のような記事まである。

名前すら知らないものを調べる、というのはインターネットではなかなか難しいことなので(名前を知らないとググることもできないですよね)、こういった「知識のポータルサイト」は重要ですね。

 

個人的に選ぶ、パンタポルタの必読記事ベスト5

そこで、さらに厳選して、「とりあえずこの5本の記事は絶対に読んでおけ!」というのを選んでみました。
ファンタジーが好きな人も、ファンタジーな創作活動をしたい人も、そうじゃない人も、とりあえず見てみてくださいね!

 


「スパイスは天国の食材?! 中世の人々が香辛料を求めた理由」

食生活は、生活の基盤です。特に物流や栽培方法が確立されていない中世・近代世界ではそれこそ「国を動かす」大事態になったりすることも。航海技術も未熟で、まさに「命をかけて」まで当時のヨーロッパの人たちは「香辛料」をもとめたのか、ということがまとめられた記事です。

・豊かな宮廷の人は年間でどれぐらいスパイスを消費していたか?
・当時の味付けってどんな感じだったの?
・スパイスのおもな入手先

などといった、お宝情報が載っています。

 

 


「機動力・攻撃力は高いが防御に難あり 騎兵の強さの秘密とは」

騎兵。騎士。名前を見るだけで心が躍る、まさに中世ヨーロッパを象徴する兵科についての記事です。
騎兵に用いられた「馬」の種類についてや、騎兵の起源、騎兵の装備。

さらには、「騎兵はどうして強いのか」、「騎兵の弱点とは」などといった、中世の「戦争」を描くのに欠かせない情報が載っています。

 


中世ヨーロッパの農村にはどんな職業があったの?

職業もまた、日々の生活を描くのに欠かせない要素です。
同時に、想像するのがなかなか難しい要素でもあるので、過去の資料を頭に入れるのはとても重要。
そんな、「中世ヨーロッパの庶民の職業」についての記事を「図解 中世の生活(池上正太著)」をベースに、写真入りでわかりやすく解説してくれている記事です。

・農民の上下関係
・「酒場の主人」や「粉挽き」「パン職人」などの、RPGとはちょっと違う実態

などが気になる方は是非、読んでみてください!

 


緒方祐梨さんの「1コマ漫画シリーズ」

単独の記事ではないのですが、とても読みやすい「1コマ漫画」でファンタジーの知識がするすると頭に入ってくるとても素晴らしい連載シリーズです。

例えば、水車小屋に対するイメージががらりと変わる「【1コマ漫画】中世の水車小屋は異界だった?」や、晩餐に招待された際のマナーの違いが面白い「【1コマ漫画】中世の英国紳士は帽子にスプーンをさしていた」。あまりにも現代とは違う食べ物の価値観を描いた「【1コマ漫画】えんどう豆を食べると頭が鈍くなる? 中世の食の価値観」など、面白く、勉強になる漫画ばかりです!

 


二代目賢者の参考書

科学、工学、工芸、政治経済。
さまざまな知識は過去から未来に向かって積み重なり、成長していく物。
なので、「現代」の知識を「過去」や「技術水準の低い異世界」へ持っていったらまさに「チート」ですよね。
一人の存在が国の存亡や歴史の流れまで変えてしまうかもしれない。

そういった、「異世界転生モノ」を創作するのに欠かせない名著、「現代知識チートマニュアル(山北篤 著)」に出てくる知識をベースとした長編小説が、この「二代目賢者の参考書」です。ファンタジー世界の描写が丁寧で、さらにそこに「ちょうどよく、面白く、現代知識を盛り込むならこうだ」というお手本のような小説になっています。

まさに、「異世界転生モノ作家への参考書」になっているので、是非、「現代知識チートマニュアル(山北篤 著)」を手元に置きながら読んでみてもらいたいです。

あらすじ

平凡な現代青年が、異世界に放り出されて幾星霜――  現代知識を用いて辺境の領地を富ませ、賢者として名を成した彼、シンスケ・マガキは、その人生の終わりに二つの遺産を残した。 彼の知恵を書き留めた一巻の書物と、彼の名を継ぐみなしごの少女、メリッサ・マガキ。  シンスケはメリッサに託す。一人の知恵と力では、なし得なかった改革を。世の中の機が熟するまでは、おおやけにできなかった更なる知恵を。  養父の仕事のその先へ進もうとする少女と、彼女を理解し援助の手を差し伸べる若き女領主の、奇妙な戦いが幕を開ける。作者:冴吹稔

 

入門のその「先」へ。図解シリーズを紹介

パンタポルタの特に素晴らしいところは、入門して得た知識の「さらに深い知識」の入手先へ誘導されていることです。

たとえば、「昼食が「ディナー」で魚は塩漬け?! 中世ヨーロッパの食事」という記事を読んで、「そうだ! 中世に転生して料理人になる作品を作ろう!」と思った時に、当時の人は何を食べていたのか? どういう味付けが好みなのか? 手に入る食材は何なのか?? などなど、あまりにも常識が違いすぎて、ググるのも大変なぐらいですよね?

でも、記事の末尾には、「その記事の元になった新紀元社の本」へのリンクが貼ってあります。

この記事ですと、「図解 食の歴史」ですね。この本には、中世ヨーロッパを中心に、古代から19世紀ごろまでの食事場がわかりやすい図解入りで解説されています。「コレ一冊でOK!」とはさすがにいかないかもしれませんが、この本の知識をもとにググれば新しい知識や本と格段に出会いやすくなります。

「図解」シリーズの入門3冊





 

ということで、パンタポルタを読もう!

新しい何かを勉強するときに、最初の一歩を独学でやるのは難しい。
右も左もわからないから、探すにしても「何を探せば良いかわからない」状態から始まってしまいます。

このパンタポルタは、そういう「ゼロからのスタート」に対するとても楽しい「チュートリアル」になってくれるサイトです。

更新頻度も高く、内容も「濃すぎず、薄すぎず」で入門にはバッチリな分量にうまく調整されています。

このサイトを見ているか、見ていないかで、半年後、1年後の知識量が大幅に変わってくるので、「ファンタジーについて知りたいなぁ」と思っている人は、まず、「面白い漫画やコラムが見れるサイトだな」という感じで、この「パンタポルタ」をブックマークしてみてください!

 

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